「天気の子」は新海誠作品だなあと納得!の余韻を楽しむ物語
こんはんば、としとです。
なんだかとってもお久しぶりです。
私がリアルの方に潜っていたこの猛暑の夏、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は相変わらずのオタ活にいそしんでおりました。
家のクーラーが壊れましたが、そんなことではオタ活は止まりませんでした。
さて、止まらないといえば、「天気の子」ですね。
やっぱり新海誠!っていう感じの作品で、あと2回は観に行こうと思いました。
今回はそんな「天気の子」についての感想を書こうと思います。
きっと。多分。人のよってみえ方が全然違う作品
観終わった後にふっと何かを思い出すような作品でした。
「君の名は」以前の新海ワールドの要素がありますね。
面白い!!と手放しでいえる作品ではないけど、見て損はない!と胸張っていえる作品です。
人によって見え方が全然違うんじゃないかなあと思います。
あなたはどんな作品に見えるでしょうか?
「天気の子」と「君の名は」の相違点
「君の名は」はエンタメ感が強く、何度観ても楽しめる作品でした。
アニメとしては王道の時空を超えるラブコメは、幅広い視聴者に受け入れられる大衆感がありました。
一方「天気の子」は、余韻を感じる物語。
もっとここに深みがほしい!とか、ここでバトルシーン入ると思ったらないのかよ!?とかつっこみどころもいろいろあるけど、観終わった後の余韻が新海監督っぽい。
私はぶっちゃけ君の名はのほうが好きですが、映画館を出るときに、「君の名はよりもこっちのほうが全然よかった」といって泣きじゃくる女性と寄り添う男性のカップルもいて、その人の背景や今の状況によって受け取り方が変わるのが新海マジックなんだろうなと感じました。
つぶやき:新海ワールド。基本的に嫌な奴がいないなあ
新海監督の作品はすごく抒情的だなあ、なんでかなあと思ったら、パキッとした色のキャラクターがいないんですね。
白黒、善悪みたいに、はっきりした対立構図がないんです。
「敵になるめちゃくちゃ邪魔してくるやつ」がいない。
だからあんなに余韻を感じる作品なのかなあなんて思ったり。
さいごに
「君の名は」を超えるヒット作を期待するとがっかりするかもしれませんが、新海誠作品だと思えば妙に納得する作品です。
1人でじっくりと世界観にひたるか、大事な人と一緒に観るのがオススメ。
ぜひ観てみてください。